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アルコール性不眠症

●アルコール性不眠症

アルコールには入眠効果がありますが、アルコール分が眠っている間に身体から抜けた途端に、本来以上に途中覚醒が多くなり、眠らせなくする興奮剤依存性作用もあります。眠れないために、慢性に酒を呑むと、「始めは1合」で良かったのが、何年か経つうちに「2合飲まないと眠れなくなり」、また、酔いも少ないため余計に飲んで眠る習慣がついてきます。これがアルコール依存症で、「飲まなければ眠れない」体質に変わってしまいます。本当は、お酒では眠れないし、長い目で考えると逆効果だとさえ言えます。また、カフェインも1日摂取量を300mg(コーヒー3杯/日)以下に抑えないとイライラや不眠症の原因となります。その他の興奮作用のある薬も勿論、不眠症を引き起こします。

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