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夜尿症・ねぼけ寝言・歯軋り悪夢症

●夜尿症・ねぼけ寝言・歯軋り悪夢症について

レム睡眠中(熟睡中)には、活発な脳の活動が手足の神経にあまり影響しない仕組みになっています。この仕組みが外れると寝言、夜驚症、夢遊病などになります。
よくオネショは夢を見ているときに起きると思われがちですが、実際に睡眠検査をしてみると、多くは深い眠りから浅い眠りに変わる頃が危ないようです。オネショは、ねぼけや寝言と同じような睡眠行動異常のひとつですから、脳の調節機能が発達し時期がくれば治ります。それまでは決して叱らず、温かく子供を見守ってあげましょう。

レム睡眠行動障害は夢の内容が口や手足の運動神経に伝わり異常行動を起こす病気です。記憶のないまま夜間に部屋の家具と戦ったり玄関から出てしまったり窓から飛び出すので怪我のないように安全対策や戸締まりが必要です。

悪夢症は異常行動はありませんが、夜中に恐ろしい夢を見た後に覚醒しまうと悪夢を記憶してしまうので悪夢症と言います。悪夢を見ること自体は異常ではないのですが通常は覚醒しないので記憶には残らないで朝を迎えるのが普通です。

睡眠時歯ぎしりの原因は分かっていません。治療法もまだ確立していません。歯科にて歯のマウスピースをかぶして歯の摩耗を防ぎます。キリキリと音を立てる歯ぎしりと音がしないで歯を噛み締める場合があります。

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